主人公。
物静かで内向的な少年。12歳。
本を読むのが好きで、外で走り回るよりも、木陰にいることが多い。
父親を幼いときに亡くしているため、大人の男性との付き合いが特に苦手である。
しかし、師であるハーミットには心を開きつつあり、
いよいよ『ソウマ』を伝授してもらうことになった。
準主人公。アサの親友。
快活で行動的な少年。12歳。
積極的で物怖じしない性格故に雑なところもあるが、人情は厚い。
同い年のアサに親しみ、振り回すが、アサも迷惑には感じていないようだ。
しかし、人を守ることに対して過剰に執着するところがあり、ちょっとしたことで感情的になることも。「デブ」といわれるのが嫌い。(本人は「筋肉質」と主張している。)
コメサット村の村長。ハーミットの恩師。
大地震後の村の復興の立役者で、皆からその実力を認められている。また、『ソウマ』の再発見者でもある。
村の寺院はカバルによって管理されており、カバルしか知らない「何か」があるようだ…。
どこか達観しているところがあり、目は常に遠くを見ているようだ。
しかし、たいていは陽気で笑みを絶やさない。
謎の酒「ウコペン」が好き。
アサの師であり、カバルの弟子。
寺院に住んでいて、薬草学に長ける。
元々は村の住人ではなく、外界を捨て、彷徨った結果、コメサット村に来た。
以来、カバルの下で寺院を管理しているが、まだ全ては知らないようだ。
少し堅苦しい性格で村に馴染むのに苦労しているようだが、村人からは医者代わりとして信頼されている。
『ソウマ』についてはアサに教えてはいるが、それほど得意なわけではないようだ。
アサの母。
コメサット村の水の区の出身で祈りの家系。
8年前に夫を亡くして、1人でアサを育てている。
清楚な雰囲気の女性で、アサの成長を暖かく見守っている。
最近は寺院でハーミットの手伝いもしているようだ。